2024年01月12日 17:47更新
1月12日(金)はスキーの日です。今から113年前日本に初めてスキーを教えたレルヒ少佐を称える顕彰会が、金谷山スキー場で行われました。
1月12日(金)は、今から113年前の明治44年、当時のオーストリア・ハンガリー帝国の軍人レルヒ少佐が上越市高田で、日本で初めて本格的なスキーを指導したことから「スキーの日」に定められています。顕彰会はレルヒ少佐の功績を称えようと上越市の市民団体レルヒの会などが毎年金谷山スキー場で開いています。
今年は、会のメンバーをはじめ上越市の中川市長やスキー連盟の関係者、地元の高田西小学校の児童など61人が出席しましました。
はじめに、レルヒ少佐が教えた一本杖のスキー術の紹介が行われ実際にレルヒの会が一本杖スキーを披露しました。
続いて、参加者がレルヒ像の前で献花し高田西小学校の4年生4人が感謝の言葉を述べました。
「金谷山のふもとに住む私たちがスキーに親しむことができるのも、日本にスキーを伝えてくれたレルヒ少佐のおかげです。ありがとうございました」
最後は、スキー発祥100周年の時に金谷山で採火されたランタンが、来月行われるレルヒ祭の関係者などに手渡されました。
レルヒの会 大西 旬会長
「雪があって一本杖スキーが披露できる。レルヒ少佐が伝えたスキーを披露できてうれしい。これからも一生懸命 伝承保存や、スキーのすばらしさを伝えていきたい」
なお、金谷山スキー場はスキーの日にあわせて12日(金)がオープン予定日でしたが、10日(水)現在ゲレンデの積雪は30センチしかなく、オープンは延期となっています。オープンするには、積雪70センチ以上が必要だということです。
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