2023年04月25日 17:11更新
佐渡トキマラソンが4年ぶりに4月23日に開催され、出場者たちが佐渡の自然を満喫しながら完走を目指しました。
スタート地点となったおんでこドームには飲食ブースが設けられ、出場者や応援で訪れた人たちがスタートを前に島内外のグルメを楽しんでいました。
午前10時、スターターを務める渡辺竜五佐渡市長の合図でフルマラソンの出場者602人が一斉にスタートしました。11回目となる今回はフルマラソンやハーフマラソンをはじめ、初心者も小学生も参加できる2kmコースなど、例年通りの全6タイプのコースが設けられ、多くの人がマラソンを楽しみました。今年は、1,641人が出場し島内からはおよそ700人が参加。全体ではコロナ禍前の2019年に開催された前回の7割ほどにとどまっています。
この日は、やや風が強く最高気温は両津で14.1度と肌寒い日でしたが、マラソンには適した気候で、出場者たちは両津地区住吉の海岸線や国仲地区の田園地帯など、佐渡の風光明媚な景色を目に焼き付けながらゴールを目指していました。
またフルマラソンの折り返し地点となった市役所本庁には給水所が設けられ、八幡銀杏の会による八幡芋を使った芋煮が振舞われました。
出場者の1人は「コロナ禍でいろんな大会が中止になるなか、4年ぶりの開催に感動している」と話していました。
出場者たちは沿道からの応援に見守られながら達成感に満ちた表情でフィニッシュしていました。
今回は走りやすい気候だったこともあり、フルマラソンの完走率は97.8%と例年並みの数字でした。
来年の開催に向け、主催の佐渡市スポーツ協会の伊藤修専務理事は「コロナ禍で未だ参加が難しいなか、全国の様々なマラソン大会のなかからトキマラソンを選んでもらえるようスタッフ一丸となって準備を進めていきたい」と話していました。
佐渡テレビジョン
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