2020年07月02日 12:25更新
上越市で活動する水彩画家、臼井一郎さんの作品展が2日から上越市本町のアートサロン遊心堂で始まった。
臼井一郎さんは現在77歳。作品展は臼井さんが去年春、画集「雪あかり」を出版したことを記念して開かれた。
会場には画集に掲載されている四季折々の妙高山や田園風景など透明水彩画52点が展示されている。
臼井さんは透明水彩の特徴について「絵の具と水の量をうまくかね合わせることで色んな表現ができる。うまくいくと透明感のある作品になるが中々奥が深いもの」と語った。
これは2か月前に描いたばかりの新作「はね馬」。雪どけの妙高山が透明水彩らしい色づかいで描かれている。完成には約2週間かかったということ。
臼井さんは作品のこだわりについて「はね馬の位置などを確認しながら丁寧に描いた。芽吹き、躍動感、生命感が絵の中で一体になった」と話した。
臼井一郎さんの作品展は今月7日火曜日まで上越市本町4丁目のアートサロン遊心堂で開かれている。
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