2019年12月08日 17:54更新
今年10月20日に亡くなった元経済企画庁長官、高鳥修氏のお別れの会が8日、上越文化会館で営まれた。
高鳥氏は、旧能生町の出身で能生町長や県議会議員を経て、昭和44年、旧新潟4区で衆議院議員に初当選。衆議院議員を11期務め、竹下内閣の総務庁長官や宮沢内閣の経済企画庁長官などを歴任した。
自由民主党と高鳥家合同のお別れの会には関係者など1,200人が参列。参列者全員で黙祷をささげた。
続いて、実行委員長で内閣総理大臣の安倍晋三氏が「愛する故郷を思いながら豪雪地域での生活向上や農林水産業の発展に尽くされ、多くの人々に尊敬された先生。先生の意思を受け継いだ修一先生と共に、我々は先生が守ろうとした美しい日本の風景を必ず次世代に引き継いで参ります」と弔辞を述べた。
喪主を務めた息子で衆議院議員の高鳥修一氏は「父が折にふれて残した言葉、あるいは父の背中を見て学ばせていただいたこと、それらをしっかり受け継いで、国家国民のために頑張りたい」と遺影の前で誓った。
この後、参列者が花を手向けた。参列した男性は「最後に会ったのは、今年の6月。その時は元気だったので亡くなった気がしない。笑顔で人の話を聞いてくれ、職業や地位など分け隔てなく接してくれる人だった」と故人を偲んでいた。
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