2019年06月26日 18:58更新
上越市立水族博物館「うみがたり」が26日にオープン1周年を迎えた。さまざまな記念イベントが行われ、平日にもかかわらずたくさんの人でにぎわった。
26日は、1周年を記念して入館者にオリジナルのステッカーが配られた。
うみがたりの入館者数は、この1年で89万6800人あまり、ほぼ90万人にのぼった。うみがたりの須藤耕佑さんは「感謝の一言。たくさんの方にきてもらい、地元の人からも盛り上げに協力してもらってありがとうという気持ち」と1年を振り返る。
地元から訪れた人は「昔の水族館もよかったけど、新しくなってまた違う雰囲気を感じる」と話した。糸魚川から年間パスポートを使って毎週来ている人は「方言とかも聞こえてくる。富山の人だな!と思う。地元だけじゃないなって感じる」と話した。
1周年を記念して26日からはじまった「シロイルカファンタイム」では、飼育員がシロイルカとふれあいながら生態を説明した。
水族館では旧施設の時にはく製を展示したことがあったが、生きたまま展示するのはこれが初めて。
須藤さんは飼育数世界一を誇るマゼランペンギンが魅力の大きなポイントと話す。「マゼランペンギンは特に雛が産まれてから見に来てくれた。ここで産まれたペンギンたち。末永くみなさまに愛されてほしい」と話した。
さらに「様々なイベントを企画している」と2年目への展望を話す。
うみがたりのオープンは、この1年直江津地区の町づくりにもつながった。町なかでは観光客がうみがたりを拠点にクイズラリーで町を回遊するイベントが行なわれた。
また、直江津駅前では大型連休などの節目節目に、魚を出張展示したり地元飲食店のクーポン券を展開するなど、うみがたりと直江津地区の商店街関係者などが連携してイベントを仕掛けてきた。
関係者の一人三野屋の重原稔さんは「うみがたりは多くの人がそこを目指して来る、目的地になっている。活動を通して街中の住人が力を合わせれば、楽しんでもらえるイベントができると自信につながった」と言う。
さらにこの1年をふり返り「やっと町の人が受け止めてくれて、みんながようやく活動の意義に気付き、やる気をだしてきた。うみがたりは上越市の一番の目玉。最後の希望。活かさない手はない」とこれからの活動にも意欲を燃やす。
うみがたりでは今年誕生したマゼランペンギンのヒナたちのチーム名を募集している。募集は来月15日まで。応募はマゼランペンギンミュージアムの前に応募用紙が置いてある。
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 6月26日 19:00~ 6月30日 19:00まで)
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