2017年02月28日 16:47更新
任期満了に伴い今年4月に行われる糸魚川市長選挙に市議会議員の古畑浩一さんが28日に立候補を表明した。市長選挙には現職の米田市長も立候補を決めており、12年ぶりに選挙戦になる見通し。
古畑さんは、糸魚川市出身の57歳。26年前の平成3年に合併前の糸魚川市議に初当選し、以来、合併後も含めて7期連続で市議を務めてきた。
会見した古畑さんは立候補の理由について、現職の米田市長の無投票当選阻止をあげ、「米田市政3期12年に数々の不祥事がおこった。4選を無投票で行ってよいかが大きな争点。いまこそ新しい風を吹かせ、愛する糸魚川がどのような未来に向かい道を選択するか、との思いで出馬した」と話した。
また、選挙公約や政策については、去年12月に発生した大規模火災の復興と、若者の定着の2つをあげた。このうち大規模火災の復興については、これまでの政治活動から自民党と太いパイプがあることに加え、被災した旧市街地が自身の地元で強い結びつきがあるとし、現職には負けない復興ができると強調。人が集まり暮らしていけるまちづくりを目指す考えを示した。
さらに、市営の温泉宿泊施設でのずさんな経営管理が指摘されている問題について、「市民の血税が使途不明金になっている。市長になったら断固たる措置をとる」と厳しい姿勢で臨む考えを示した。
糸魚川市の市長選挙は4月9日告示16日に投開票される。
※2017年2月28日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~