2018年06月18日 08:45更新
直江津セレモニーホールへいあんで17日、ワイドショーの芸能リポーターとして活躍してきた東海林のり子さんによるトークショーが行われた。トークショーは、直江津セレモニーホールへいあんが、15周年イベントスペシャル企画として開催。
東海林のり子さんは、現在84才。長年に渡り、ワイドショーの芸能リポーターとして活躍してきた。芸能人や著名人の葬儀を取材する機会も多く、その経験を生かして。近年は”終活”に関する講演を全国で行っている。
この日のテーマは「ハッピーエンディング」。会場には、ロックと赤いバラが好きな東海林さんをイメージし、華やかな祭壇も設けられた。
東海林さんは自身の体験をもとに、「葬儀は、身内だけでなく故人に関わる人全員がきちんとお別れする場。そうすればみんなケジメがつく」と話し、生前から知人や友人を把握しておくことが大切であると伝えた。
また、納棺の体験リポートをした際のエピソードを紹介し、「棺の中は意外と居心地が良かった。でも狭くて、開けて~とお願いしたら顔の部分だけ開けてくれた。一度再生しておくと、もう二度度死なないと思った」とジョークを交えながら話し、会場を沸かせていた。
他にも、「長生きのヒケツは笑う事と話すこと。黙っていたら声が出なくなってしまう。私は飼っているネコに話しかけていますよ。セレモニーホールで長生きの話なんかしたら怒られちゃいますね。」など、約1時間に渡り軽快なトークを展開。「10年後にまた来ますから、みなさんまたお会いしましょう。元気でいてね」と再会を誓った東海林さんに、会場から大きな拍手が送られていた。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.