2018年06月06日 15:37更新

上越市立和田小学校の児童が6日、学校の近くにある「矢代農園」でサクランボの収穫を体験した。

矢代農園を訪れたのは和田小学校の3年生18人。児童は、１か月前、農園を経営する木之内克也さんから和田地区とサクランボ栽培の由来などを学んだ。木ノ内さんによると、和田地区では明治時代、当時の陸軍が土壌調査をしてサクランボの栽培に適していると苗をくばり、栽培を奨励したという。この日は、サクランボの実のなり方について話を聞いたあと、収穫を体験した。

園内では、「佐藤錦」をはじめ、9種類のサクランボが栽培されている。サクランボは、木ノ内さんの好意でひとり6個まで採ってよいということで、児童は、おいしそうな実を品定めしながら摘み取っていた。児童は、「1か月前は実が緑で小さかったが、赤く大きくなっていてびっくり。甘酸っぱい味がすると思う」と目を輝かせていた。木ノ内さんも「この体験をほかの人に語ってもらいたい」と話していた。

サクランボは、各自が家に持って帰り家族といっしょに味わったという。

なお、矢代農園では6月9日から25日までの毎週土曜、日曜と月曜日限定で一般向けのサクランボ狩りが行われる。

※2018年6月6日（水）ニュースLiNKで放送 初回18:30～