2024年11月02日 19:25更新
妙高市と東京の学生が企画した薪とアートの融合を楽しむ「妙高薪まつり」が2日(土)道の駅あらいで行われ、参加者は薪スタンプでオリジナルのハンカチを作りました。
妙高薪まつりは、妙高の資源となる薪をアートと融合させることで人が集まる仕掛けを作ろうとことし初めて行われました。去年12月上越地域で地方創生を促進するNPO法人はねうまネットワークが「薪で社会課題を解決する」をテーマにコンペを行いました。そこで優勝した東京都の女子美術大学と妙高市の国際自然環境アウトドア専門学校の合同チームが今回イベントを企画しました。
イベントでは「薪を使ったアートを楽しむ」をテーマに、薪でできたスタンプに色をつけオリジナルのハンカチを作ったり、妙高山の形に積まれた薪の断面に色を塗るといった2種類の体験が行われました。
学生
「いろいろな人に、まずは薪アートを知ってもらうため、年齢問わずお子さんから高齢者まで、誰でも出来アートとしてペイントを行った」
参加者は、薪のスタンプで苗名滝や豚汁ラーメンなどが描かれたハンカチに色を塗っていきました。
訪れた人
「楽しい。普段のクレヨンより木の方が塗りやすい」
「薪は使うことはあるが、絵具を付けて絵描きで使うのはなかった」
学生
「薪は温かみがある。実際に薪がなかったら妙高にも来ていなかった。薪を通じて妙高の人とつながれてよかった」
NPO法人はねうまネットワーク代表理事 東智隆さんは「薪は、昔は進学した人たちなどが薪割のために地元に戻ってきており家族が1つになるきっかけになっていたが、便利な世の中になった今それが薄れつつある。薪で人が集まるしかけを作れれば」と話しています。
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