2024年09月18日 12:00更新
来月、上越市の高田本町商店街で行われる「越後・謙信SAKEまつり」のオリジナルTシャツがことし初めて会場で販売されます。Tシャツの制作に取り組んでいる地元の中学生や高校生が色やデザインについて話し合いました。
Tシャツづくりは、お酒を飲めない世代にも関心を持ってもらおうと、新潟県酒造組合高田支部が「SAKE MIRAIプロジェクト」と題して今年初めて企画しました。制作に参加しているのは、上越教育大学附属中学校、県立高田商業高校、上越高校サッカー部の生徒20人ほどです。
この日の話し合いでは、Tシャツのデザインや色の案が上越市出身のイラストレーター、スワサカエさんから複数示されました。
デザインは「酒」に合わせて「サケ(鮭)」と高田に咲くサクラを組み合わせたものや、上杉謙信の「越後の龍」と幼少時代の名前「虎千代」を連想させる虎などがあります。こうした案は今月1日、生徒たちが話し合った意見をもとに作られました。
イラストレーター スワサカエさん
「(生徒が)まじめに取り組む姿勢を感じた。自由な発想のデザインもたくさんあった。おもしろいと思った」
生徒
「背中のデザインが両方良くてまだ決まらない」
生徒
「背中と胸のデザインの組み合わせが難しい」
色とデザインは生徒たちの多数決で決まり、Tシャツは来月中旬に完成する予定です。
生徒
「決まるのを楽しみにしている。どっちもかわいい。今までお酒は怖いイメージがあった。プロジェクトに参加して上越を代表する大きな文化だと思った。将来イベントに参加することが楽しみ」
生徒
「ワークショップに参加してデザインに関わり込められた思いを伝えられるようにしたい」
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