2017年11月01日 16:30更新
都会から上越市の中山間地に移り住み地域の活性化に取り組む「地域おこし協力隊」に新たに1人の男性が採用され、きょう1日辞令が交付された。
上越市吉川区川谷地区の地域おこし協力隊に採用された、東京都出身の内山宣裕さん55歳。専門学校を卒業後、都内の出版社でカメラマンとして働いた後、フリーカメラマンとして国内外で活動してきた。今年3月まで阿賀野市の地域おこし協力隊として1年半務めてきた。
応募の切欠は今年、吉川区で行われた新酒を楽しむ会に参加し、興味を持ったこと。母親が上越市出身で、これまで幾度も上越を訪れていた縁もある。
内山さんは地域の交流宿泊施設「静山荘」の管理をしながら、移住の促進や農業の活性化を目的としたイベントを実施していく。「すごい米がおいしいと思った。ご飯のおいしさをPRできれば。移住者を3人以上増やすことを目安に頑張っていきたい」と話している。
村山市長は「最初は地域に馴染むまで大変なこともあると思うが、他の地域にいる協力隊とコミュニケーションを取りながら楽しんで活動してほしい」と激励した。
内山さんは今週4日に川谷地区で行われる地域との交流会に参加し、本格的に活動を始める。
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