2024年06月04日 12:49更新
妙高市両善寺の魅力を国内外の人に知ってもらおうと、ロッテアライリゾートの宿泊者と社員、地元住民が一緒に田植えをして交流するイベントが2日(日)に開かれました。
田植えに参加したのはロッテアライリゾートの宿泊客と社員、そして地元住民を合わせたおよそ30人です。両善寺の住民が地元の魅力を国内外にアピールしようと、ロッテに呼びかけ、去年からホテル近くの田んぼで田植えをし、コシヒカリを育てています。
去年の作付け面積は11アールで、収穫したコメは約480キロでした。コメは韓国からの宿泊客50組にお土産としてプレゼントしたほか、ホテルで販売されました。今年は両善寺のコシヒカリのおいしさをより多くの人に知ってもらおうと、作付面積をおよそ2倍の20アールに増やしました。この日、参加者は1株3から5本に苗をまとめて、素手で植えていきました。
宿泊客
「土にはまるところ(楽しい)」
「普段の生活の中でできないこと。泥の匂いや足を埋めた感触が新鮮。秋になって、たくさんコメが実ったらいい」
ロッテアライリゾート ジョンさん
「去年も参加した。(土産をもらった客から)感謝のメールや電話がきた。今まで食べたコメの中で一番おいしかったと感想をもらった」
両善寺の住民 小島 定司さん
「両善寺はコメづくりが中心。この文化・産業を発信したい。(住民が)高齢になってきている。連携を深めていければ」
9月末には収獲のイベントが開かれ、かまでイネを刈り取り、リフトを利用して天日干しするということです。収獲したコメは宿泊客などに配られることになっています。
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