2024年03月29日 18:23更新
佐渡汽船、直江津・小木航路のカーフェリー「こがね丸」がきょう3月29日(金)、運航を再開しました。直江津港は元日の能登半島地震の影響で、駐車場などの広い範囲で被害を受けましたが、午後2時に船が小木港に向け無事に出航すると、関係者からは安堵の声が聞かれました。
「こがね丸」は、去年11月12日の運航を最後に、冬の運休期間に入っていました。29日はおよそ4か月ぶりの運航です。
しかし、強風のため午前7時台の第1便は欠航。午後2時の第2便は直江津港で車11台、観光客など36人を乗せると、小木港に向けて無事に出航しました。
直江津港は元日の能登半島地震で、駐車場やカーフェリーの車の乗り入れ口周辺など広い範囲で陥没や亀裂による被害を受けましたが、3月中旬までに応急工事が終わり、予定通り29日の運航再開を迎えました。
また、29日は運行再開を記念して、乗船者全員にオリジナルのタオルハンカチと、和菓子などがプレゼントされました。
乗船客
「きょう初めて(佐渡へ)。春休みの旅行。佐渡金山やトキの公園に行ければいい」
佐渡汽船 伊藤崇 営業部次長
「(地震の影響で)直江津港の被害が大きかった。運航が再開したというのは非常にありがたい」
佐渡汽船では、上越市民を対象に長さ6メートル未満の車両について、往復運賃が1万9800円になる特別割引を6月30日(日)まで行っています。
佐渡汽船によりますと現在、カーフェリーの予約状況は4月下旬の連休前までは順調だということです。なお、カーフェリー「こがね丸」は1日2往復、今年11月17日(日)までの運航です。
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