2023年01月25日 11:56更新
農業の実習に役立ててもらおうと、県立高田農業高校にJA共済連新潟が田植機1台を寄贈し、生徒からは念願かなってよろこびの声が聞かれました。
高田農業高校に贈られたのはヤンマーの8条植え田植機です。これまで学校で使っていた田植え機に比べて、一度に多くの苗を載せられるため、手間が大幅に省けます。
23日(月)は寄贈式がおこなわれ、JAえちご上越の髙山孝次常務とJA共済連新潟の村岡徹雄副本部長が、農業生産コースの代表生徒にレプリカのキーを渡しました。
JA共済連新潟 棚辺正和 部長
「将来の農業の担い手を育成する農業学校に農業機械の寄贈。地域貢献活動に力を入れている」
田植機は主に3年生が実習で使います。今年の春には上越市上野田にある田んぼ193アールで、コシヒカリとコシイブキの苗を植えることになっています。
高田農業高校 下鳥隼大さん
「いまから5月の田植えが待ち遠しいが、田植機の操作は後輩たちに譲りたい。後輩がいただいた田植機で田植えを行い、おいしい米を収穫すると期待しています」
この日は、VR(バーチャル・リアリティ)による農業機械の安全講習もおこなわれました。生徒は農作業による事故を疑似体験して、機械の安全な使い方を学んでいました。
下鳥さん
「本当にそこに自分がいるような感じで、いままで味わったことのない新鮮な感じ」
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