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拉致被害者 曽我ひとみさんが児童に家族の大切さ語る/佐渡テレビジョン

2022年12月10日 12:28更新

人権に関する学習として拉致被害者の曽我ひとみさんが7日、佐渡市の八幡小学校で講演し、家族に対する思いなどを児童たちに語りかけました。

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この講演は、全国的に行われている人権週間に合わせて八幡小学校が取り組む人権学習の一環で行われたもので、5・6年生20人が参加しました。

講演で曽我さんは、北朝鮮に拉致された当時のことや北朝鮮での生活について話しました。また、ともに北朝鮮に拉致され、いまだ再開がかなわない母ミヨシさんへの思いと、家族の大切さを児童に語りかけました。

またここ数年は、新型コロナウイルスの感染拡大などもあり、適切な医療が受けられているかなど離れている家族に対する心配を募らせていました。

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曽我さんは「もしみなさんが家族が突然いなくなったら、ほかの国に連れていかれたら、と自分のこととして考えてみてほしい」と話し、拉致問題を風化させないために署名活動に参加することや、この問題に関心を持ち続けてほしいと児童たちに呼び掛けました。

最後に児童から、帰国した当時の気持ちや、拉致問題解決に向けた活動について質問があがりました。

児童
「普段はなかなか言えないけど、親孝行したいと思った」
「署名活動に協力したいと思う」

講演の後には、曽我ひとみさんと児童が一緒に童謡ふるさとを歌い、児童は家族や友人への思いを深めていました。

 

佐渡テレビジョン

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