2022年10月17日 09:34更新
16日(日)昼前、上越市黒井沖の海上で漁船とカヤックが衝突する事故がありました。この事故でカヤックに乗っていた長野市在住の38歳男性1人が打撲や擦り傷などのけがを負いました。
上越海上保安署によりますと、事故があったのは上越市黒井の直江津港漁港区から北方向へ470メートル離れた海上です。
上越海上保安署提供:イカ釣り漁の漁船
長さ9メートルほど、巾2.45メートル
午前11時20分頃、有間川沖でイカ釣り漁を終えた漁船が直江津港の漁港区に戻る途中、男性1人が乗ったカヤックと衝突しました。漁船の船長が同乗者からの「はねた!」との声を聞き、漁船を停止させて後ろを振り返ると、後方にカヤックの旗竿が見え、さらにその先に人を見つけました。
上越海上保安署提供:カヤック
長さ3.4メートル、巾80センチ
船長はすぐに救助に向かって男性を引き上げ、午後11時26分に119番通報をして直江津港の漁港区に搬送しました。男性は帰着後、新潟県労災病院に搬送されました。骨折はしていないものの、全治1~2週間程度のけがで、右肩や右足に打撲と擦り傷を負いました。入院の必要はないということです。
なお、けがをした男性はこの日、午前6時30分ころから上越市上荒浜の海岸から出航し、仲間とともにカヤックやミニボートに乗って港内で釣りをしていました。
事故当時は波の高さ0.1メートル、天候は晴れで視界は良く、双方ともに救命胴衣を着用し、飲酒などの事実はみられなかったということです。
上越海上保安署が事故の調査を進めています。
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