2022年09月24日 14:00更新
味よしで再デビュー!
見た目や形が悪いために捨てられてしまう、規格外の野菜などを惣菜に加工して販売する取り組みが、農産物直売所「あるるん畑」で始まりました。
一見、野沢菜漬けに見えますが……実はレタスの漬物です。
あるるん畑では、採れ過ぎたり見た目が悪い規格外の野菜を加工した惣菜の販売を始めました。
あるるん畑 亦野潤一店長
「多くの農家と関わる中で生産現場のロス野菜に心を痛めていると知った。店には従来の惣菜出店があり、さらに拡充したい」
この日は、レタス農家の尾﨑実さんが採ったばかりの規格外レタスをひと箱を持ち込みました。
こうした品は月に3キロほど出ると言います。レタスは、あるるん畑の惣菜店で茹でたあと、氷水にさらして漬物に加工されました。
農家 尾﨑実さん
「最初(漬物レタス)見たときはレタスの料理なのかな?と思った。こんなにおいしくなって変身するんだと、びっくりした」
三つ星惣菜店 信田紘基代表
「農家に(野菜を)捨ててほしくない。(農家から)「捨てなければ」と聞き「捨てるのを待って」と伝えた。かなり切ない表情だった」
あるるん畑では、こうした取組みを農家に知ってもらい、規格外野菜を無駄にしない食品ロスへの理解を求めていくことにしています。
規格外レタスは、持ち込まれた状態をみながら加工するということで、今回は新鮮さを生かし漬物にしたということです。レタスの漬物は100グラム100円です。今後も規格外の野菜の入荷にあわせて加工して販売することにしています。
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