2022年08月14日 17:58更新
今月20日から始まる謙信公祭に合わせ、のろしを上げるための準備が14日、春日山城跡で行なわれました。地元、春日中学校や関根学園高校の生徒、合わせて50人が、のろしの材料となる木や枝などを運び、汗を流しました。
のろしは謙信公祭の始まりを告げる合図として20日(土)、上越市と妙高市の山城、14か所から上がります。このうち春日山城跡では地元、春日中学校の1年生から3年生の有志と、関根学園高校野球部の1・2年生、合わせて50人がのろしを上げるための準備を手伝いました。生徒の参加はこれまでで最も多く、のろしの材料となる松や杉の枝、ヨモギを天守台跡まで運びました。
春日中学校 3年生
「暑い中、大変だったが協力して運べて良かった。謙信公祭は地域にとって大事な祭りなので、伝統としてつなげて地域全体で盛り上がってほしい」
関根学園野球部 2年生
「足が鍛えられて、良いトレーニングになった。祭りは地域以外の人も見に来ると思うので、盛り上がってほしい」
このあと実行委員会のメンバーが丸太で土台を作ったあと、枝を積み上げて縄で縛り、のろし台を完成させました。大きさは直径1.5メートル、高さ1.2メートルです。当日は春日山城跡を含む14か所から、午前9時にのろしが一斉に上がります。
狼煙上げ実行委員会実行委員長 永見完治さん
「生徒の参加は過去最多でうれしい。当日は各地ののろし上げに注目してほしい」
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