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コロナ感染者拡大 上越地域も病床ひっ迫か

2022年08月03日 15:16更新

県立中央病院は2日(火)、上越地域で新型コロナウイルスに感染し入院する必要のある人が増えてきたとして、全ての診療科で予定していた入院を当面中止すると発表しました。これは新型コロナウイルスへの対応を整備するためです。病院はJCVの取材に対し、院内で多くの入院患者と職員が感染し、病床がひっ迫し、職員の調整が厳しい状況だと話しました。なお一般外来や、救急外来については、通常通り診療を行っています。

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県立中央病院は、先月29日からおととい1日までに患者20人、職員19人のあわせて39人の感染を確認したと発表しました。

病院の小林智事務長によりますと、コロナ対応の病床が29床あったところを、現在、一般病棟を転用し、ベッド数を増やして対応していますが、コロナ病床使用率は高い状況とのことです。また今回の第7波では、感染患者の増加に加え、多くの職員が感染したため、これまでで最も厳しい体制とのことです。

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このため、病院ではさらに新型コロナへの対応を整備する必要があるとして、すべての診療科で予定されていた入院などを当面中止としました。なお、一般外来や救急外来については、通常通り診療を行っています。

一方、上越地域医療センター病院は、JCVの取材に対し先月22日からきょう3日までに入院患者5人、職員15人のあわせて20人のコロナ感染を確認したと答えました。このうち、職員1人は復帰しています。

県によりますと、きのう2日現在の県内の病床使用率は59%です。

そうした中、県の医療調整本部は、上越地域の病床は大変厳しい状況にあるとしたうえで「入院の受け入れは広域で調整しているので、受入れ体制は整っている」と話しました。

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