2022年07月16日 18:28更新
「Debut!」は、人口減少の中で地元就職率の増加と、地域の発展を担う人財確保を目的に、上越地域の企業情報や働き方などを紹介している冊子です。今回、学生と企業が直接コミュニケーションがとれる場を設けようと賛同する企業に呼びかけ、高校生への求人情報の公開される7月に入った段階で、初めて合同の企業説明会を開きました。会場には上越、妙高、糸魚川市の企業43社がブースを作り、大学生や高校生、家族など約200人が訪れました。
各ブースの企業説明は1対1の対面で行われます。建設、福祉、製造、サービス業など、さまざまな企業の業務内容や、実際に働いている人から生の声を聞くことができ、訪れた学生たちは真剣な眼差しで話を聞いていました。
訪れた専門学生は「今、学校で簿記をやっていて、その知識を活かした仕事がしたい。経理とかお金に携わる仕事がしたいと思う。やはりオンラインとかもあるが、直接話を伺うと雰囲気が伝わってくるので対面で話が聞けるのは良い」と話していました。一方、参加した企業からは「高校生、大学生、一般の方、親御さんにも、どんな思いで職を探しているのか直接聞ける。なかなか高校生と話す機会がないので、このような説明会が開催されることはありがたい」と話していました。
主催した実行委員会の飯田孝浩さんは「思ったよりは参加者が少なかったが、参加者が熱心に話を聞いていたので、こういう催しは必要だなと思う。上越で働く人が増える、その人たちが自分のスキルを活かして、より企業が安定して経済がまわるようになっていくためにも、マッチングというか、直接お互いに触れ合うのが大事と思う」と話していました。
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