2022年05月18日 17:01更新
ひとり親世帯で食料に困っている人を支えようと、JAあるるん畑は、買い物客から寄せられた缶詰やレトルト食品などを18日、フードバンクじょうえつに寄付しました。これは、フードロスを解消する一石二鳥の効果があり、JAでは定期的に食品を寄付することにしています。
食品を寄付したのは、JAえちご上越の農産物直売所、あるるん畑です。あるるん畑ではフードロスを無くそうと、買い物客に賞味期限が6月1日以降の食品の寄付を5月1日から8日間、呼びかけました。
JAえちご上越営農部 植村孝弘課長
「家庭で食品ロス問題がある。あるるん畑が発信する施設になれば」
その結果46人からラーメンやレトルト食品、缶詰など、340品が集まり、フードバンクじょうえつに寄付されました。
フードバンクじょうえつは、毎月、上越地域のひとり親世帯200世帯に食品を無料で配って支援しています。一方で、利用を希望する世帯が、提供を受ける世帯より50世帯多い現状があり、ニーズに応えきれていません。
フードバンクじょうえつ 近藤尚仁事務局長
「新型コロナの感染拡大があり、徐々に登録者(利用者)が増えている。食品を集めていただけるのは、ありがたい」
あるるん畑では今後も、買い物客からの食品の寄付を受け付け、3か月に1回程度、フードバンクじょうえつに届けることにしています。
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