2022年05月08日 16:13更新
「佐渡島の金山」の世界遺産登録に向け結成された国会議員連盟が6日(金)に佐渡市を訪れ、史跡佐渡金山などを視察しまし。
佐渡市を訪れたのは、議員連盟会長の中曽根弘文元外相をはじめとする自民党国会議員21人です。議員らは2日間かけて史跡佐渡金山や奉行所跡、西三川砂金山などの金山関連施設を視察しました。佐渡金山では宗太夫坑や展示室などを見て回り、江戸時代に栄えた金の採掘技術を目の当たりにして感嘆の声をあげていました。
初日の終わりには意見交換会が開かれ、報道陣のぶら下がり会見に臨んだ中曽根弘文元外相は「我々議連の役目は諸外国や大使館への働きかけ。韓国からの意見もあるが、新政権と一つ一つ課題を解決していきたい」と、今後の取り組みについて見解を述べました。
翌日7日(土)には北朝鮮拉致被害者の曽我ひとみさんと面談しました。
冒頭のあいさつに立った花角英世県知事は「拉致問題に対する県民の理解、関心をより高めていきたい」と、問題を風化させない取り組みを続けていくと話しました。
これに対し曽我さんは議連に向け「自分の家族がこのような状況に置かれたらという気持ちで尽力してほしい」と党派を超えた取り組みを訴えていました。
議員連盟はユネスコの諮問機関であるイコモスの審査に向け今後も「佐渡島の金山」の価値を発信していくほか1日も早い拉致問題の解決に向け政府を後押ししていきたいとしています。
佐渡テレビジョン
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