2022年03月31日 19:00更新
上越産の小麦を使ったパン「雪の下こむぎパン」が上越市南高田町にある小竹製菓で3月から販売が始まりました。
このパンは、小竹製菓が柿崎の農家に委託して栽培した、小麦「ゆきちから」を使ったパンです。小麦の本来の味を楽しめる香ばしいかおりが特徴です。
小竹製菓は地元産の小麦でオリジナルの商品を作ろうと3年前から、柿崎区の農家に栽培を委託し、これまで麦の刈り取りなど収穫にも携わってきました。
2021年の刈り取り作業
店長の小竹加洋子さんは「雪が多く湿度が高い上越で、小麦の栽培にチャレンジしてくれる農家を探すところから始めました」と当時を振り返ります。
念願がかない、去年は第1弾として「雪の下こむぎクッキー」を発売。今年は第2弾として「雪の下こむぎパン」の発売にこぎつけました。
パンは上越産小麦を石臼引きしたもの45%、上越産小麦の全粒粉10%などを使い、小麦粉の一部に熱湯を加える湯種製法で、もっちりとした食感になるよう仕込んでいます。健康にも配慮しビタミン、ミネラル、栄養素が損なわれないようゆっくりと石臼引いているということです。また、隠し味として地元産の酒粕を入れて熟成させています。
パンは「プレーン」180円(税別)と「あんバター」250円(税別)の2種類です。数量限定で通年販売していく予定だということです。
プレーンは、トースターで温めるとパリッとした食感が楽しめます。特にチーズや赤ワインと相性が良いということです。「あんバター」のあんは北海道産の小豆を自家製で炊きあげています。甘さ控えめで、たっぷりとはさんであります。バターは北海道産生乳を使ったよつ葉バターを贅沢にカットして挟んであります。
小竹製菓
■場所:上越市南高田町3-1
■営業時間:9:00~18:00
■定休日:日曜、第2・第4 月曜
■問合せ:TEL025-524-7805
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