2021年11月13日 14:10更新
秋の味覚に欠かせないキノコ、今年はいまひとつナリが良くないようです。先月から気温が高めだったことが原因という声もあります。実際のところはどうなのか、今朝、高田で開かれた二・七の市を覗きました。
出店者
「キノコは今年見当たらない。ヤブタケは一皿か二皿しか出なかった」「ヤブタケは全然出なかった。(出る)気配がない」
二・七の市では秋野菜と並んで、原木栽培のナメコやシイタケが見えますが、秋の定番ナラタケの仲間、ヤブタケは見当たりません。
ようやくヤブタケの水煮を発見
出店者
「これはヤブタケ水煮にしたもの。(採るまで)15回かかった。10月15日から30日まで。あきらめモードだったがクーラーボックス持っていって正解」
朝市の出店者によりますと、この秋は特にヤブタケが不作ということです。原因は、先月の季節外れの暑さではないかといいます。気象庁によりますと、10月は最高気温25度以上の夏日が9日間、また20度を超える日が19日間でした。
出店者
「種類によって出ないのもあった。ヤブタケはみなさん出ないと言っていた」「地面が乾燥していて(10月は)高温で暑すぎた」「(気温)10℃前後にならないとヤブタケは出ない。今年はあきらめた。出るときは採りきれないほどだが」
12日はナメコのほか、クリタケなどを並べる店もありました。
買い物客
「みそ汁おいしいので初めて今年、地物のナメコを買った」
出店者
「 これはチャナメツムタケ。ぬめりがあるからゴミがつく。みそ汁にするとおいしい」
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