2021年10月26日 19:02更新
今月行われたプロ野球の「ドラフト会議」で、埼玉西武ライオンズから育成枠2位で指名された上越市出身、関根学園3年生の滝澤夏央さんのもとに26日(火)、球団スカウトの担当者が初めて訪れ、挨拶を交わしました。
関根学園高校3年の滝澤夏央さんは、今月11日に行われたプロ野球の「ドラフト会議」で埼玉西武ライオンズから育成枠2位で指名されました。
滝澤さんは城西中の出身で、1年生の春からレギュラー入り。スピードを生かした守備やバッティングが持ち味です。身長は164センチと小柄ながら、夏の県大会ではチームの大黒柱として、準々決勝進出に貢献。対戦相手の日本文理に対し、投手としてマウンドにも上がるなど、攻守ともに活躍しました。
26日は、滝澤さんを指名した埼玉西武ライオンズのスカウト担当、鈴木敬洋さんが関根学園を訪れ、滝澤さんや野球部の安川斉 総監督、鈴木重行 校長と挨拶を交わしました。
球団本部 育成・アマチュア担当 鈴木さん
「1年前から視察していた。初め見たとき小さいと思った。NPBでも一番小さい。こんなに身体能力が高く野生感あふれるプレーに驚きを隠せなかった。視察のたびに好きになって絶対獲得したい選手だと1年間思っていた」
続けて、鈴木さんは滝澤さんの呼び名について、小柄で俊敏なプレーから「令和の牛若丸」があてはまるのではと話しました。
鈴木さん
「守備のスペシャリスト。西武は撃つバッターはたくさんいる。こういう選手がいたら面白いと思う。まさに牛若丸。バッチリあてはまる。プロ野球でも、こういった選手は少ない」
滝澤さん
「名前に恥じない選手になりたい。ここからがスタートライン。たくさんの方からの期待に応えられるよう全力で取り組みたい。スピードを生かしたプレーをプロの世界でアピールできるようにしたい」
滝澤さんは11月中旬の、内諾交渉と内諾会見を経て、12月上旬に新入団選手発表会に臨むということです。
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