2021年06月25日 15:47更新
県教育委員会は24日、県立久比岐高校の生徒募集を令和6年度で停止し、その後、閉校する方針を発表しました。
これは県教育委員会が24日に発表した県立高校の再編整備計画で明らかになりました。 久比岐高校は、生徒の募集を令和6年度で停止し、令和7年度で閉校となります。
久比岐高校は15年前の平成18年に柿崎高校と吉川高校が統合して柿崎区に開校しました。ここ数年、定員割れが続き、今年度の入学生は定員40人のところ16人でした。
地元の柿崎中学校から進学する生徒はこの3年間で毎年4人から7人ということです。県教育委員会では1学年あたり、4から8学級の学校規模が望ましいとして、小規模校のありかたを検討してきました。
久比岐高校の生徒が減少した理由として、県では、少子化のほか、私立高校の授業料無償化の対象が広がり、授業料の差がなくなったため部活動が盛んな高校に入学する生徒が多いことなどがあるとみています。
この計画は令和5年10月に正式決定されます。
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