2021年06月08日 15:11更新
縄文時代と弥生時代の土器の違いを学ぼうと、妙高市立新井中学校の生徒が8日、上越市の釜蓋遺跡ガイダンス館とインターネットをつないでオンライン授業を受けました。
新井中学校の1年生は、歴史の授業で縄文時代と弥生時代について学んでいます。これまでに、本物の土器に触れたり、石器の模型を使ってクルミを割るなどの体験学習を重ねてきました。
8日は、1組の生徒が上越市大和にある釜蓋遺跡ガイダンス館とインターネットをつないで、市教育委員会専門学芸員の小島幸雄さんからオンラインで土器について学びました。
生徒は縄文と弥生の土器を見比べながら、グループごとに違いを考えました。
小島さんは「縄文土器は口が波型だが、弥生土器は平ら。これが2つの土器の一番の違い。おそらく食べ物の差で、灰汁をとる木の実から蒸したり煮たりするものに変化したことが影響している」と説明していました。
授業を受けた生徒は「作る土が変わることで土器の色が変わることを初めて知った。リモートでもたくさん質問ができてよかった」と話していました。
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