2020年08月20日 11:01更新

上越市北城町で酒類など小売業を営む、有限会社 東屋酒店が8月11日、新潟地方裁判所高田支部から破産手続き開始の決定を受けた。負債は債権者約18人に対し約4,000万円が見込まれている。

帝国データバンクによると、東屋酒店は1950年（昭和25年）6月に創業。1973年（昭和48年）1月に設立された酒類小売業者。酒類、清涼飲料水、たばこなどを販売する他、飲食店向けの卸売を行っていた。

しかし景気低迷、業界内の競争激化から売上は伸び悩み、2019年9月期の年間売上高は約3,500万円にとどまった。損益面でも低収益が続いていたため、先行見通しが難しくなり事業継続を断念。今年2月中に事業を停止し、今回の措置となった。