2020年05月26日 13:49更新
全国高校野球選手権大会、夏の甲子園が中止となるなか、上越市の関根学園高校野球部が25日、約2か月ぶりに部活動を再開した。
関根学園高校では先週から分散登校がはじまった。あわせて部活動はきのうから1時間限定の体ならしとして再開した。
野球部はきのう、分散登校した2、3年生の練習となり、部員は守備やノックを中心に、久しぶりにボールの感触を確かめていた。
安川監督は部員を集め「野球ができることに感謝して一生懸命やること。最後まであきらめずにやること」などと伝えた。
3年生で主将の齋川寛太さんは「久しぶりに全員集まりうれしい。これからが出発点なので自分たちも気持ちを切り替えてやりたい」と。
県高野連によると独自の県大会を開催するかどうか、その方向性などを現在、検討しているという。
もうひとりの主将、3年生 大原稜太さんは「県独自の大会(開催未定)に向けて、勝ちに行く野球をするよう切り替えたい。これからの人生の糧としてプラスに考えてやっていきたい」と話した。
野球部は休校中、監督がSNSアプリを通じて部員と意思疎通をはかってきた。監督は「(甲子園中止で)前に向けないのが実情だが、ひとつのボールをみんなで追いかける練習をしていく。私たちも彼らとできる最後の時間を全力で取り組んでいきたい」と話した。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.