2019年12月08日 04:00更新
カンボジアのプロサッカーリーグで活躍する上越市出身の小林大介さんが所属するチームが今シーズンリーグ優勝を果たした。帰省した小林さんに優勝の喜びと次のシーズンへの目標を伺った。
「日本でも優勝はそんないにない。チームの優勝に携われてうれしい」。
そう話すのは、上越市出身の小林大介さん27歳。
大町小学校で、4年生のときからサッカーを始めた。大学卒業後は北信越社会人リーグを経て、タイのプロリーグに2年間所属。去年からはカンボジアリーグのチーム、「スヴァイリエンFC」のミッドフィルダーとして活躍した。
今シーズンは2月から11月までの26試合中、22試合に出場、チームはリーグ戦では負けなしで、優勝を果たした。小林さんは2ゴール、5アシストの成績だった。チームは優勝したものの、悔しい気持ちもあったという。
「チームは優勝したが、自分の出場機会は去年より減った。今シーズン3回ケガをした。こんなにケガの多いシーズンはない」と振り返る。
ケガで出場できないと焦りが生まれ、完治する前に再びピッチへ。その結果、再びケガにつながり、思うようなプレーができなかった。
「ケガを100%治さないで80%の状態で練習に参加し、いろんなケガにつながった」という。
小林さんは来年も同じチームでプレーすることが決まっている。課題はケガをしないための体作りだ。
「チームに迷惑をかけ、自分も悔しかった。来年は結果が出せるようにしたい」。
海外に渡り、5年目のシーズンに意欲を燃やす。