2019年11月08日 19:22更新
任期満了に伴い来年4月に行われる上越市議会議員選挙に向け、立候補する意思をもつ女性を応援する集会が7日、開かれた。現在の議員数は、定員32のところ28人で、女性議員はいない。
この集会は「女性議員を育む会」が開いた。市議会に女性議員がいないことから、議会にバランスある健全な議論の場を実現しようと有志が立ち上げた。
原則、議員を志す女性であれば、政治的な考えや支持政党にかかわらず、その相談に乗りサポートする方針。
7日は、政治分野の男女共同参加推進について上越市議会の状況などが報告されたあと、立候補の意思がある女性2人があいさつした。
1人は、社会福祉士などをつとめ、20年以上、介護の仕事にかかわってきた。 「住民からの相談を受け、市などに介護サービスを提案しても上に上がりにくく、ジレンマを抱えていた。声を市の施策に反映したい」と話した。
もうひとりの女性は英語講師で、代理人が出席した。立候補したい理由として、教育の改革を訴えている。「国際社会のリーダーになれる英語教育を推進したい。小学校では英語の必修化が実施されているが、受験のための英語ではコミュニケーションできるとは限らない。現役の英語講師だから英語を伝えることの実用的な提案ができる」と述べた。
「女性議員を育む会」によると、このほかにも3人の女性から立候補の意思を伝えられているという。
上越市議会議員選挙
■告示 2020年4月19日
■投票 2020年4月26日(即日開票)
※ご覧の記事の内容は2019年11月8日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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