2019年10月11日 04:06更新
上越市の観光をどう盛り上げていくかをテーマにしたセミナーが開かれ、参加した市民が旅行者の目線にたって高田地区を「観光」した。
このセミナーは上越観光コンベンション協会が企画。目的は一般市民に地元観光を盛り上げる担い手になってもらうこと。この日は住み慣れた町を旅行者の目線にたって観光してもらおうと、参加者15人が寺町や高田世界館、高田小町などを周った。
そのうち曹洞宗の久昌寺では、坐禅を体験した。参加者は足の組み方や姿勢などを学んだ後、40分かけ本格的に坐禅を組んだ。
なかには、木の棒「警策(きょうさく)」で叩かれる人も。叩かれた人は「痛いけど気持ち良かった。心が洗われた」と話した。
久昌寺には最近、日本人だけでなく外国人観光客も坐禅に訪れるという。
住職の保坂郁夫さんは「興味ある人であれば、どんどん受け入れている。寺町には逸話や歴史のあるお寺が多くある。まずは散策してもらうことがありがたいこと」と話した。
安塚の観光事業者は「以前にも参加して、今回じっくりと話が聞けたので新しい発見があった。これから安塚地域と町場とつながり観光資材ができるのでは」と話した。
一般市民の参加者は「産まれてからずっと高田に住んでいるが、ゆっくりと観光したことがなかったので、これを機会に友人を誘って魅力について紹介していきたい」と話した。
この後、一行は百年料亭宇喜世や岩の原葡萄園などを観光した。
上越観光コンベンション協会では、この日の体験をもとに地元観光の魅力をまとめるワークショップを開く予定。
※ご覧の記事の内容は2019年10月10日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30
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