2017年04月01日 19:48更新
上越市安塚区にある医療機関で市の指定管理を受けている安塚診療所が4月から市の直営に変わる。
安塚診療所は平成2年に竹内クリニックとして開業し、平成17年から市の指定管理となった。診療所は竹内一郎さんと、英三郎さんの兄弟が診察していたが、兄の一郎さんは去年3月に引退。現在、弟の英三郎さんひとりで診察を続けている。
英三郎さんは高齢を理由に指定管理期間が終了する今月で、医療法人を解散する。4月以降、診療所は市の直営となり後任の医師がみつかるまでの間、英三郎さんが勤務医として診察を続ける。英三郎さんは「体力が続く限り診察を続けたい」と話している。
市の担当者は今後も情報収集をしながら、後任の医師を探すとしている。安塚区の医療機関は去年11月に民間のゆきだるまクリニックが閉院し、安塚診療所のみとなった。
また、上越市吉川区の吉川診療所では、常勤の医師が今月で退職し、来月から非常勤の医師が診察することになった。診察日は現在と同じ週5日。火曜日と日曜日が休診日。水曜日は午後のみ。土曜日は午前のみの診察になる。