2019年08月26日 15:22更新
上越市は安塚区、雪だるま高原にある日帰り温浴施設「雪の湯」を来年秋に休止する方針を固めた。主な理由は施設の老朽化。今後は隣接する宿泊施設「温泉の宿・久比岐野」の浴室を拡張して、日帰り入浴にも対応する方針。
これは26日に開かれた上越市長の定例記者会見で明らかになった。
雪の湯はキューピッドバレースキー場オープンの翌年に開設され、28年が経過している。現在、3階の宴会場など一部の空調が壊れている他、源泉井戸の湯量が減っている状況。
市によると、これらの機能を改善するには約4,300万円がかかるということ。
また雪の湯の利用者は市町村合併後の平成18年度に約11万6,000人だったのに対し、昨年度は5万7,000人。約半分にまで落ち込んだ。
その結果、雪の湯の昨年度の収支状況は950万円の赤字となっている。
こうしたことから、市は地元の地域協議会に報告したうえ、休止の方針を固めた。
今後は隣接する宿泊施設「久比岐野」の浴室を改修して、日帰り入浴にも対応できるようにする。
リニューアルは来年11月を見込んでいてその時期にあわせて雪の湯を休止する予定。
温泉の宿「久比岐野」の改修工事について、市は、工事の設計委託料、約400万円を9月議会に補正予算案として提案する予定。
※ご覧の記事の内容は2019年8月26日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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