2019年08月24日 19:22更新
大きくても小さくても満面の笑顔!
上越市下百々(しもどうどう)で24日、恒例のジャンボカボチャコンテストが開かれ、手塩にかけて育てた自慢のカボチャがずらりと並んだ。
このカボチャは、アトランティックジャイアントという品種で、世界各地で開かれている大きさを競うコンテストにも出品されている。会場には大物ばかり60個のジャンボカボチャが集まった。
ある出品者は「朝や夜の散歩がてらカボチャに『元気か?』と声をかけてきた」と愛おしそうに語っていた。
ジャンボカボチャコンテストは、地元住民で作る下百々環境保全会が町内の融和を深めようと毎年開いていて、今年で10回目。これまでの最高記録は88.3㎏だ。
参加者の多くは地元の住民だが、6年前からは毎年保倉小学校の3年生も参加するようになった。今年の3年生15人は、5月から学校の畑で栽培をはじめ、水やりや草取りをして大切に育て7個を出品した。
児童は「根腐れするので、毎日水やりしない。立派に育ってよかった」と計量を見守っていた。
児童のカボチャの中には、50キロを超えるものもあったが、惜しくも入賞は逃した。しかし、参加者の投票でえらぶ「綺麗な南瓜で賞」に輝いた。
今年、優勝したのは、石津仙一さんが育てた86.4キロのカボチャ。これが通算4回目の優勝だ。
石津さんのカボチャ
石津さんは「優勝できてうれしい。肥料と消毒が効いたようだ。来年はこれを超えるものを作って皆さんと頑張りたい。」と喜んでいた。
コンテストの合間には子供たちがカボチャを抱えて重さを当てるクイズも行われ、会場を沸かせた。
環境保全会の堀口一次会長は「和気あいあいと楽しめるように、一丸となって取り組み進めたい」と語っていた。会では来年以降もこのコンテストを続けることにしている。
なお、このアトランティックジャイアントは食用には向かないという。コンテストが終わった後は、ハロウィンの飾りにするほか、9月に大町5丁目の五ノ辻稲荷神社で行われる「かぼちゃまつり」に奉納されるという。
※ご覧の記事の内容は2019年8月26日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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