2019年08月18日 15:39更新
上越市の石沢地区で、18日、秋祭りが行われ、新調した子ども御輿が町内を巡った。
石沢町内会では、これまでの俵御輿に代わる新しい御輿を購入しようと、30年以上前から積み立てを行ってきた。その資金に目途がつき、また、令和元年という新しい時代の幕開けに合わせ、このほど、上越市内の販売店から新品の子ども御輿を購入した。新しい御輿は、重さ約40kg。屋根には大きな鳳凰が飾られ、金色に輝いている。
秋祭りの18日、諏訪神社での入魂祭を済ませた後、地域の子供たち約30人が集まり、保護者らとともに御輿巡行を行った。
強い日差しが照り付け、気温が32度を超える暑さの中、子どもたちは大粒の汗を流しながら、約3kmにわたる道のりを、御輿を引いて歩いた。子どもたちからは「新しいい御輿はキラキラしていてかっこいいから、うれしい。少しはずかしかったけど、巡行をがんばった」「すごくピカピカできれい。少し疲れたけど、みんなが笑顔だから自分もがんばろうと思った」などの声が聞かれた。
沿道では、地域の人たちがお賽銭を手に、笑顔で子どもたちを出迎えていた。二児と共に長岡から帰省していた女性は「私も25年ほど前、御輿を引いていた。新しい御輿が小さい子たちのお楽しみになっていけば」と話す。
石沢町内会の宮﨑雅彦さんは「本当に長年の願いが叶ってうれしい。これも、地域の皆さんの協力のおかげ。この新しい子ども御輿に、令和の時代を担う子どもたちの健やかな成長と
石沢の発展を祈りたい」と、御輿への思いを語った。
※ご覧の記事の内容は2019年8月19日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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