2019年08月10日 16:02更新
新潟県建築士会が10日から、上越妙高駅近くのフルサットで上越の街並みの移り変わりがわかる写真展を開いている。
直江津駅や高田図書館など、古い写真と現在の写真を比較している。写真は建築士会が20年以上前から撮りためたもの。建物が建て替えられ、すっかり変わってしまったもののあれば、ほとんど変わらないもののある。これらのパネルは、上越総合技術高校の生徒が制作した。生徒が考えたゆるキャラも配置されている。
また、会場には建築士を目指す地元出身の大学生と大学院生の建築課題作品なども展示されている。
いずれも地元の生活や文化が色濃く反映された作品という。建築士会上越支部の中野一敏さんは「上越には雁木など、雪国の知恵やコミュニティーが生んだ建築文化がある。展覧会は、このエッセンスを若い世代に伝えるきっかけになる」と話していた。
展示は12日(月)まで。最終日にはケーキ箱サイズの空間に、ミニチュア家具を配置し、部屋をデザインする体験コーナーも設けられる。
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