2019年08月02日 08:36更新
上越高校3年の宮澤崇紘さんが先月、佐賀県で開かれた全国高校総合文化祭の弁論部門に出場し、最優秀賞の文部科学大臣賞を受賞した。
上越高校3年の宮澤崇紘さん。今回出場した弁論部門では「まちづくりの第一歩」と題して7分間のスピーチに臨んだ。
上越高校では、昨年から地域理解教育を進めている。そのなかで宮澤さんを含む生徒有志は上越妙高駅で「浴衣まつり」を企画。弁論では、その経験を題材に、ゼロからイベントを作る大変さや、高校生が秘めた可能性について語った。宮澤さんは「出場する前は全然聞く人に伝わらなかった。相手に心に刺さる言葉を選ぶようにしてきた」と話す。
宮澤さんがこの弁論で一番伝えたかったことは…。
「上越市長が自分たち高校生の話に耳を傾けてくれたこと。また直接アドバイスをくれたことに感動した。自分たちが動いたことで周りの人が動いた。ここから何かが変わるかもしれない。ゼロに小さな1を足していく。これがまちづくりの第一歩なのかも…」
まちづくりをテーマにした宮澤さんの訴えは、大会に参加した74人の中で高く評価され、最優秀賞に輝いた。
宮澤さんは「嬉しかった。今まで支えてくれた人たち全員に感謝している」と話した。
今後の将来については「この経験をもとに大学に進学し、まちづくりについて勉強したい。そしていつか地元に戻って地元に貢献したい」と話した。
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 8月1日 19:00~ 8月7日 19:00まで)
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