2019年07月13日 17:12更新
上越妙高駅で、13日、恒例イベントの夏まつりが行われ、家族連れなどたくさんの人たちでにぎわった。
この祭りは、上越妙高駅に賑わいを創ろうと、毎年この時期に行われていて今回が5回目。タイトルは「夏まつり☆ 浴衣DEおいで」。浴衣姿で参加し、夏の風情を楽しんでもらいたいという、主催者の思いがある。今年も、「上越妙高駅おもてなし隊」を中心に、複数の市民団体や学生が協力し、様々な企画が行われた。
自由通路では、地元の農産物や山菜、加工品などを販売するブースが設けられ、訪れた人たちは味確かめながら買い求めていた。東京から妙高高原へ移住し、毎回このイベントに訪れるというた女性は「田舎料理が色々食べられるから、このイベントが好き」と味を確かめながら買い物を楽しんでいた。
中には、子供たちが楽しめる企画も。自由通路には無料で楽しめるゲームコーナー、そして、駅の外には釣りや輪投げなどのミニ縁日が設けられ、浴衣や甚平姿の子供たちが楽しそうに参加していた。
また、改札前のイベントスペースでは、表千家による抹茶と菓子が振舞われ、市内の小学生が浴衣姿でお客さんをもてなしていた。フィリピンから仕事で訪れた人は、抹茶を一気に飲み干し、「good!おいしい」と満足そうな表情を見せていた。
小さな子供を連れた家族からは「駅はあまり来ないので、イベントがあると来るきっかけになる。毎回楽しんでいる」などの声も聞かれた。
今回は、更なる集客を図ろうと、初めてFM-JとFMみょうこうによるラジオの公開生放送も一緒に行われた。
イベントを主催する「上越妙高駅おもてなし隊」の稲葉摩利子さんは「最近はこの駅にも外国人の方がたくさん訪れている。日本のよさ、上越・妙高の良さを、浴衣でおもてなしをすることで感じてもらえたら」と話し、継続開催への意欲を見せていた。
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