2019年07月02日 18:41更新
岩の原葡萄園の赤ワインと白ワインが、4月にフランスで開かれたフェミナリーズ世界ワインコンクールでどちらも金賞を受賞した。コンクールの審査員はすべて女性だ。
金賞に輝いたのは、深雪花の赤とレッドミルレンニューム2017の甘口の2点。
深雪花は、創業者川上善兵衛が生み出した品種マスカットベーリーAを使った主力商品。
レッドミルレンニュームは、ブドウをいったん凍結してから発酵させたこだわりの白ワインだ。
岩の原葡萄園は、去年もこのコンクールにレッドミルレンニューム2016の辛口を出品して、金賞を受賞、2年連続の快挙となった。
フェミナリーズ世界ワインコンクールでは、世界から集まった女性のソムリエやワインジャーナリストなど510人が審査。今年は、世界16カ国から5540品目が出品された。2日には、岩の原葡萄園で記者会見が開かれ、神田和明社長と審査にあたったソムリエの友田晶子さんがともに受賞をよろこんだ。
神田社長は「新潟生まれのマスカットベーリーAを使った深雪花の金賞は非常にうれしい。ワインは女性主導で選ぶもの。金賞を機にファンが増えるのが楽しみ。」と話していた。
友田さんは「深雪花はバランスの良い繊細な日本的な奥ゆかしい味わいが認められた。レッドミルレンニュームは、華やかで品格がある果実味と酸味、私もこれが日本のワインかとおどろいたが欧米のプロもすぐに見抜いた。」と喜んでいた。
今回金賞に輝いた、深雪花の赤は先に行われた大阪G20のワーキングランチにも採用され話題になった。
岩の原葡萄園が、海外のコンクールに出品しているのは、フェミナリーズ世界ワインコンクールだけ。神田社長は、今回の金賞を海外展開の弾みにしたいと話していた。
※ご覧の記事の内容は2019年7月2日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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