2019年05月26日 14:15更新
戦国武将、上杉謙信公ゆかりの食文化をアレンジした「謙信あつめ汁」を提供するイベントが26日、上越市の大日スローライフビレッジで開かれた。
直径2mの大鍋で作られた「謙信あつめ汁」。具にはネマガリタケノコ、車麩、メギスのつみれや、ゼンマイなど10種類以上の地元食材が使用されている。出汁は干した鱈やシイタケの戻し汁などをベースに、味噌で味付けしてある。会場では約2,000人分が用意され、1杯100円で販売された。
きょうの上越は昼前に30℃を超える真夏日となったが、訪れた人は汗をかきながらあつめ汁を味わっていた。はじめて食べたという人は「食べたことが無い具もあったり、いろいろ入っていておいしい」と話していた。
あつめ汁は、総合福祉サービスのリボーンが地元の名物にしようと2016年に考案したもの。戦国時代に祝いの席などで振る舞われたとされるあつめ汁を、歴史の資料をもとに具材を選び、現代風にアレンジしたもので、毎年イベントを開いて提供している。
会場ではこの他にもグルメの出店があった他、人気のフードファイターやYoutuberによるカレーの早食い・大食いの大会も開かれた。早食い大会は1㎏のカレーの完食スピードを競うもの。多くの選手が1分以内に完食し、会場を沸かせていた。
なお、あつめ汁の売上は、全額が上越市の福祉事業のために寄付されるということ。
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