2019年05月23日 11:07更新

上越市の映画館、高田世界館は18日妙高市新井の「さん来夢あらい」で、昭和30年代の記録映像を鑑賞する出張上映会を開いた。

この上映会は、高田世界館を運営するNPO法人街なか映画館再生委員会が開いた。委員会では、映画館の無い新井に映画を楽しめる常設スペースを作ろうと計画している。上映会は、それに向けて試験的に行われた。

この日は、昭和30年代の高田の様子や妙高高原のイベントなど、記録映像や当時のニュース映像、また、昭和初期から50年代頃にかけての新井の様子を収めたスライド写真が上映された。

上映は午前と午後の部の2回行われ、合わせておよそ100人が集まった。中には昔の映像が流れるたび、懐かしそうに声を上げる人の姿も。

NPO法人街なか映画館再生委員会では、次の上映会を来月10日月曜日、朝市の時間にあわせ、さん来夢あらいで開く。作品は「ローマの休日」、午前10時30分から入場は無料。