2019年04月26日 15:52更新

梅雨入りを前に洪水へのすみやかな対応を確認する情報伝達訓練が26日、高田河川国道事務所で行われた。訓練は高田河川国道事務所の河川災害対策室を中心に職員12人であたった。対策室は気象台のデータや河川状況から水位の予測をたて、洪水予報や水防警報を適時、周辺自治体に伝える役割がある。

関川の上流域で集中豪雨があり、下流の今池橋付近で川が氾濫、堤防が幅50ｍに渡って欠損したと市民から通報が入った想定で行われた。

対策室では一報をうけて、上越市など関係機関と連絡をとりながら現場の復旧にあたる手順を確認した。高田河川国道事務所によると、昨年は大規模な洪水被害はなかったものの、一昨年10月は台風21号の影響で各地で冠水や床上浸水が起き、平成7年の7.11水害に次いで大きな被害があった。

長谷川達也副所長は「今まで経験したことないような激しい雨やその雨が長く続くことが近年日本全国で見られる。雨や河川水位の情報を日頃から気にかけて大雨のときは自分の命を守るために迅速な避難を心がけて」と話していた。
※ご覧の記事の内容は2019年4月26日（金）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch） 初回18:30～
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