2019年02月07日 23:18更新
雪崩から身を守るにはどうしたらよいかを学ぼうと7日、妙高市立妙高小学校の児童が雪崩での捜索活動を体験した。
この体験は、児童に雪崩が起きる仕組みや怖さを知ってもらおうと、妙高砂防事務所が実施した。参加したのは4年生から6年生までの約50人。児童は、はじめに雪崩捜索時に使うゾンデ棒をグラウンドの雪に差し、手に伝わる感触を確かめた。
続いて、雪に埋めたぬいぐるみを見つける捜索体験に臨んだ。ぬいぐるみには電波を発信するビーコンが入っていて、児童たちは電波を頼りにゾンデ棒で雪の下を探り、15分ほどでぬいぐるみを見つけ出した。
体験した児童は「思っていたより難しくて、助けるまで時間がかかった」「闇雲にやっても見つからない。ビーコンを頼りにすると探せたのでよかった」と。
この日は、雪崩の種類や雪崩が起こりやすい条件なども学んだ。
上越地域振興局妙高砂防事務所の高橋幸彦所長は「雪崩は発生してからでは遅いので、危険なところには近づかないということを一番気をつけてほしい。先日、禁止区域に入って雪崩が発生しスキーヤーが亡くなる事故があった。今後の雪の降り方がわからない。子どもも大人も気をつけてほしい」と話した。
※ご覧の記事の内容は2019年2月7日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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