2017年02月24日 15:13更新
増え続ける空き家を適正に管理しようと、上越市と空き家の管理をする3つの団体が24日に協定を結んだ。
上越市と協定を結んだのは上越市シルバー人材センター、上越市環境衛生公社、NPO法人新潟ホーム管理サービス。3団体は空き家の持ち主から管理を頼まれた場合、庭木の手入れ、ゴミの回収、ポストの中の整理などを有料で行っている。
今後は、上越市に空き家の管理について相談があった場合、市が空き家を管理する団体があることや料金に応じた管理の内容を紹介する。
市によると空き家の管理に関する相談は1日に3件ほど寄せられている。平成25年度の国の調査では市内の空き家の数は9,500戸、このうち適正に管理されていない一戸建ては3,800戸に及ぶとみられ、今後は少子高齢化の影響でさらに増える見込み。
市では今回の協定を通じて倒壊するおそれのある特定空き家が増えないようにする他、空き家の利用にもつなげたい考えだ。
※2017年2月24日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~