2018年10月29日 15:29更新
全国高校駅伝通称「都大路」への出場をかけた県予選大会が、31日弥彦村で開催される。昨年、おととしと準優勝だった関根学園の男子チームは今年こそ優勝して京都へ行こうと練習に励んでいる。
関根学園は、4年前、都大路に出場したのを最後に県予選での優勝を逃している。特に昨年とおととしは準優勝にとどまり、あと一歩及ばなかった。
県大会、男子駅伝は7区間で42.195㎞を走る。関根学園の中村監督によると、今年はとびぬけた実力のある選手はいないものの、総合力で勝負できるチームだという。なかでも、夏の北信越大会で5,000mに出場した3年生の宮下礼さん、2年生の飯吉拓斗さん、さらにこの2人とともに県縦断駅伝を走った3年生の徳永友哉さん、この3人がチームを引っ張る。
中村監督は、レースで先に主導権を握れるかが勝敗を分けると見ている。「後半で巻き返し難しいので、1区~3区で貯金を作り逃げ切りたい」とレース展開を描く。
関根学園の男子部員は現在11人。ここ数年で最も少ない人数だ。このため選手一人ひとりがお互い切磋琢磨し自覚を持って練習にのぞんできた。チームの野本葵主将は「優勝目標に頑張ってきた。全員の気持ちをタスキに込め全力で走りぬきたい」と意欲をみせていた。
高校駅伝の県予選は、31日に弥彦村で行われる。女子は午前10時、男子は正午スタート。
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