2018年09月07日 18:05更新
えちごトキめき鉄道のリゾート列車「雪月花」が、十日町市で行われている大地の芸術祭にあわせて、7日、初めて北越急行ほくほく線に乗り入れた。
雪月花は通常、えちごトキめき鉄道の路線で運行されているが、ほくほく線に乗り入れるのはこれが初めて。出発は上越妙高駅、終点は越後湯沢駅だ。
目玉企画として、松代や十日町で途中下車、大地の芸術祭を観賞。雪月花ならではの食事は、地元食材をふんだんに使ったフレンチ三段重弁当が提供された。
雪月花はこれまでにも信越線やしなの鉄道などに乗り入れてきた。トキ鉄によるといずれの運行も人気が高く、今回も乗客のおよそ半数がリピーターで発売から1週間でチケットが完売したという。
トキ鉄の嶋津社長は「ほくほく線沿線には魅力的な観光資源がたくさんある。これからも毎年乗り入れたい」「北信越が九州のような観光列車王国になると面白い。」と話していた。
また嶋津社長は、JR東日本から2回目の乗り入れの打診が来ていることやあいの風とやま鉄道に新たな観光列車の運行計画があることから、今後も積極的に他の鉄道会社へ乗り入れたいと話していた。
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