2018年06月05日 17:43更新

県内最大の公募展、新潟県美術展覧会の上越展が6日から始まる。会場の上越市教育プラザ体育館では5日、作品の搬入作業が行われた。

新潟県美術展覧会“県展”は昭和20年から始まった県内最大の公募展。今年は日本画、洋画、写真、彫刻など7つの部門に3,759点の応募があった。このうち、上越市・妙高市からは189点の作品が寄せられ、県展賞含む2点が入賞、52点が入選した。

上越展では入賞作品と上越地域からの入選作品を中心に436点が展示される。5日は会場の教育プラザ体育館で市の職員など35人が作品の搬入・展示に追われた。

上越市出身者で唯一“県展賞”に選ばれたのは、彫刻部門に応募した蒲池亮輔さんの作品。タイトルは“山古志のアルパカ”。丸太を彫った作品で「大胆でユーモアがあり、材料、形態、色彩に感性が生きている」と、審査員に評価された。

 第73回新潟県美術展覧会 上越展
■期間：6月6日(水)～6月10日(日)
■会場：上越市教育プラザ体育館(上越市下門前)
■入場料：[一般]500円  [大学生以下]無料

※2018年6月5日(火)ニュースLiNKで放送 初回18：30～