2018年05月13日 21:31更新
春の高校野球新潟県大会。準決勝で中越を破った関根学園は、13日の決勝で日本文理と対戦した。
関根学園の先発は、日本文理戦にむけ準備していたという小山。序盤からタイミングをずらすピッチングで文理の強力打線をかわし得点をゆるさない。
一方、関根も文理のピッチャーにおさえられ、出塁することができず序盤は拮抗した試合展開となった。
試合が動いたのは5回表。関根は、満塁のピンチにタイムリーを打たれ2失点。さらに続くバッターにもタイムリーを打たれ、この回4点を失う。
6回表にも2点を失った関根は、2番手ピッチャーに1年生の齋川を起用。
試合後安川監督が「怖いもの知らず」と評価した齋川は、コーナーを思い切りつくピッチングで文理打線を抑え込む好投をみせる。
6点を追う関根は6回裏にようやく先頭の櫻井がチーム初ヒットで出塁。そのあと3塁まで進みサードゴロの間に櫻井がホームをついて1点を返す。さらに、8回裏。先頭の5番玉木。6番高橋の連続ヒットでチャンスをひろげ、櫻井がタイムリー。
ランナーひとりを返して2点目をあげる。関根はこのあと2アウト満塁とチャンスを広げるがあと1本が出ない。結局2対6で敗れたものの準優勝に輝き、文理と共に北信越大会出場を決めた。
試合後、茅野主将は「北信越で1勝し、夏につなげたい。」安川監督は「中越、文理と対戦でき勉強になった。夏に向け良い準備ができた。」と早くも夏に照準をあわせていた。
北信越大会は6月2日から石川県で開かれる。
■この模様は、14日のニュースリンクで放送予定
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