2018年03月09日 09:24更新

上信越自動車道の4車線化工事が進められている長野から上越間で8日、5本のトンネルのうち最後の観音平トンネルが貫通した。

上信越自動車道の4車線化工事は、信濃町インターチェンジから上越ジャンクションまでの24.7㎞で進められている。観音平トンネルは妙高市雪森から青田までの総延長533m。平成28年11月に着工し、1年5か月かけて工事がおこなわれてきた。

貫通を祝う式典には工事関係者など約120人が参加し、残り約1mの岩盤が重機で掘削されトンネルが貫通した。

ネクスコ東日本 信越工事事務所の川﨑所長は「4車線化工事では大雨で地すべりしたところもある。そこの部分については応急対策をして現在監視中。早く降り積った大量の雪をどかして、応急対策した法面の工事をし、4車線化工事に移したい。まだ難工事が続くと思う」と話した。

4車線化の供用開始は平成30年度中の予定だということ。